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私自身、ギザジュウは知ってるけどそれ以上の事は知らない。
そこで、ギザジュウについて調べてみました。

まず、ギザジュウとは、昭和26年から昭和33年まで製造されたギザの付いた十円玉のことで、
なぜか昭和31年だけ製造されていません。
ギザジュウの中で一番価値があるのは昭和33年製造のもので
コイン屋では100円くらいで売っているそうです。その他は30円ぐらいだそうです。

これ以外に何か知っている事があれば誰か教えてください。
情報はメール掲示板まで。よろしく!

皆様から頂いた情報コーナー






ギザジュウの再販価格。(情報提供:アイコインズ石塚さん)          00/08/05
ギザジュウって一体いくらで売れるの?という質問が大変多かったため
いろいろ調べていると「アイコインズ」というコインのネットショップのHPにたどり着き
その中の一部を引用させて頂ける事になりました。special thanks Mr.Ishizuka!

アイコインズ あいこいんずニュース No.5(2000.06.16)より引用」。

10円青銅貨(公式にはこう呼ぶようです)は昭和26年(1951年)よ
 り現在まで昭和31年を除き毎年製造されておりますが、昭和33年以
 前は縁の部分がキザキザになっています。よって、いつの頃からか、
 「ギザじゅう」と呼ばれるようになりました。成分は銅が95%、亜鉛
 40%、錫10%、直径:23.5mm、4.5gの重さです。
 
■では、キザじゅうは価値があるのでしょうか?勿論、発行年度が7年
 間だけに限られますので、昭和34年以降のギザギザが無いタイプと
 比較して発行枚数はずっ〜と少ないのです。どれくらいかと申します
 と1,773,000,000枚、比較論からは少ないと申しましても、何と約18
 億枚もありまして、とても希少価値が生じるレベルのものではありま
 せん。
 
■では、全く価値がないかと申しますとそんな事はありません。ギザじ
 ゅうの中でも発行枚数が少ない32年(5千万枚)、33年(2千5百万枚)
 に狙いを定めてください。
33年は今でもコイン屋さんで100円〜200円
 は
しますよ。それ以外のギザじゅうは残念ながら価値はでないでしょう。
 
■紙幣にしても、コインにしましても特別なものを除き、お金は骨董品
 としての価値よりも、その時代に使ってしまうのが、一番価値があり
 ます。明治の20年代の一円と言えばかなりの価値でしょうが、現在僅
 か5,6千円で購入できますし、10円金貨と交換が可能だった10円札が
 今では、僅か、数百円です。また、江戸時代の小判だって、現在20万
 円程度です。しかも、我々コイン屋の売値がですよ!!!。
 現行貨は使えなくなった時点で価値が下がるのは歴史が証明している
 のです。(チョット大げさですが...(^^ゞ 
 今ギザじゅうが廃貨となり使用できなくなれば、コイン屋さんのギザ
 じゅうの買入価格は、勿論10円を下回り多分1kgいくらの単位とな
 るでしょうね。
 
■先ほどの32,33年にもう一つ忘れて欲しくないことがあります。それは
 未使用貨を大事にすることです。大きな声では言えませんが、昭和26年
 の完全未使貨(未使用の状態でロールで保管されていたもの)は1枚が
 45,000円もします。(日本貨幣カタログによる)人間の油はコインに
 悪影響を与えます。特に銅貨は一度でも表面に触ると後年に、その部分
 がくすんできて完全未使用とは言えない状態になります。収集用のコイ
 ンは必ずOKマークと同様の指をして縁の部分だけをもつ事を習慣とし
 て下さいね。

ということで、石塚さんが発行されているメルマガから引用させていただきました。
これを読めばギザジュウについての基本的な知識はおわかり頂けた事と思います。
ギザジュウは投資の対象にはならないってことです。
私自身も金儲けとかそういうつもりで集めてませんしね。
ところで、アイコンズには、その他コインの価格表などいろいろ載っていますので
ぜひ訪れてみてください。(レッシー)

「日本と世界の貨幣」ネットのお店
     有限会社 アイコインズ
〒236-0017横浜市金沢区西柴4-13-8
TEL 045-790-1688  FAX 045-790-1689
本  店:http://www.icoins.co.jp
楽天支店:http://www.rakuten.co.jp/icoins/
担当:石塚眞一郎 general@icoins.co.jp



ギザジュウにギザが付いている理由。その他(情報提供:にきちさん)       00/06/24
>50代の母がいうには昔、26年の鳳凰をめんどり、27年タイプをおんどりと呼んでいたそうです。
>27年には26年タイプと同じものがあり手変りとなっています。
>十円洋銀貨が朝鮮動乱によるニッケルの価格高騰のため発行できなくなり、
>50円銀貨用に用意していた図案で急遽青銅貨としてつくられる。
>ゆえに銀貨でもないのにギザがついている。ギザ数は132。
>昭和26年銘の金混入説を東大理学部で調査したところ0.0004%の含有率だったという。
>金がスクラップに間違って入っていたという話もあるが、
>実は大正5年銘1銭には0.016%、半銭明治10年銘には0.01%入っていた。
>これらが10円の地金として入っているためではという説もある。

なるほど、確かに銀貨にはギザがついていますね。10円玉の柄は、実は、50円用だったんですね。
その他の情報も大変詳しいです。ところで、お母さんは何者なんでしょうか?(レッシー)



昭和27年銘の鳳凰にも尾が上がっているものがある。(情報提供:瑞穂さん)   00/06/24
>昔集めていたギザ10を年別により分けてルーペをかざしてみたところ、
>確かに26年ものはすべて尾が上がっていました。
>そこで27年を調べてみたところ、わたしのところにあるもののうち、約半数が
>26年と同じく尾が上がっているという結果になりました。
>36枚中17枚がそうだったので、見間違いということはないでしょう。

私も実はルーペで見たことがありまして、確かに尾が上がっていたものがありました。
皆さんも見てみて下さい。(レッシー)



昭和26年銘には金が混ざっている(情報提供:どろいすさん)            00/01/23
>昭和26年銘の10円玉は、スクラップの銅地金を使っていたとかで、
>現実に金が混ざっているそうですよ。
>その昔、「銀行に持っていけば30円に替えてくれる」という噂が流れたそうです。
>もっとも、混ざっている量は、ごくごく微量なので、
>だからどう、という物ではないんですけどね。

追記
>ちょいとおぼつかない記憶ではありますが、昭和26年銘の「金含有量」は、
>推定0.003%で重さにすると0.000128g。1g1200円として、15銭くらいですかね(笑)

子供の頃、そんな噂が流れていたらしいですが(当時、1枚3万円とも…)
まったくの嘘でもなかったんですね。(レッシー)



昭和26年の鳳凰の尾の形状について(情報提供:古銭館館主さん)        99/12/04
>昭和26年銘のギザジュウの鳳凰の尾は上を向いています。
>発行された後で、「上を向いているのはおかしい」と言う意見があったそうで、
>27年以降「尾が垂れている」デザインに変更されたと聞いています。いちどご確認下さい。

ということで、実際にみてみました。こちらをご覧ください。(レッシー)